ドイツビールのレーベンブロイだけど製造は韓国だった!
どもっ!福之助です。
世界のビール86本目になりました。
今回はドイツビールで有名な「レーベンブロイ」ドイツ語表記だと「Löwenbräu」って書きます。伝統的なミュンヘン式ビールで「レーベンブロイ」はドイツ語で「獅子のビール」っていう意味だそうです。確かに缶には「獅子」の絵柄がありますね。
ドイツのミュンヘンにあったレーベンブロイ社は昨今の世界的なM&Aの流れで2004年にはベルギーのインベブ社に買収され、後にインベブ社はバドワイザーなどを買収してアンハイザー・ブッシュ・インベブ社になりました。
本社はベルギーのブリュッセルにあるみたいですね。管理人はベルギーのブリュッセルには行ったことあります!
※地図の場所が本社かどうかは不明です。
今回は缶ビールなので王冠は無く、ごく普通のプルタブです。
原材料は麦芽・ホップ・水だけ。漢らしいですね。ほかの要素は一切ないんです。何やらドイツではビール純粋令という法律が現在まで残っており、何と1516年に貴族の方が制定した法律らしいです。同法律によるとビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料とするもので、香料などの副原料を使用してしまうとビールとは名乗れないようなのです。
日本でも発泡酒とかその他の雑種とかいう分類で「ビール」と名乗れない酒類もありますし、海外の輸入ビールも原材料の関係や税制の問題で発泡酒って表記されている酒類がありますよね。
ビール純粋令は結構厳しくて、法律を破ると製造に使用したビール樽すべて押収する罰則もあるとのこと。
そこまで厳しく製法を決めているとはドイツビール恐るべしですし、安心してビールを飲めることにも繋がるのかな?
ということで原材料は麦芽、ホップ。アルコール度数は5パーセントで内容量は330mlと国産ビールよりはやや少なめになっています。
それではグラスに注いで試飲です。泡はきめ細かいですね。ビール自体はろ過された透明感のあるビールです。
こ、これは!
至って普通です。苦みは少なくて特徴的な香りもあまり感じないし、癖のある味も特になし。意外と特徴の無いビールって久々かも^^
国内で普通に流通している缶のレーベンブロイはお隣の韓国で製造がされているみたいでそういう風にきちんと表記されています。韓国内の製造は何処なのかは不明でしたが、麦芽やホップはドイツの製造方法由来のものとしても、水だけは韓国内の水を使っていると思われるので、純粋なドイツビール、、、と呼べるのか?否か。
レーベンブロイは瓶ビールも見かけていたのですが、比較的手に入りやすいビールかと思ってて手にしたこと無いようなあったような。
次は瓶のレーベンブロイ(製造国確認!)を手にしたいと思います。
今回の星ですが、、、
★★★☆☆
星三つです~
あっさりとしたビールでもうちょっと特徴が欲しかったかなぁ~